雛壇式建築工法の研究

 これまで地域の空き地の利活用については、如何にお金をかけずに地域のために空き地を利活用できるのかを考えて行動してきました。しかしそれでは斜面地における空き地対策としては限界があると考えるようになりました。

 空き地の利活用モデルとしての事業化の第2弾としての試みは、斜面地の傾斜を活用した『佐世保発の新たな建築工法の研究』です。

 その土地の形状に合わせて鉄筋を組んでコンクリートを流し込むのではなく、あらゆる傾斜地に対応できるようなコンクリートブロックの開発研究です。イメージとしてはレゴを組み合わせて斜面地にメゾネット型の住居を建設するという新しい試みです。

 この構想は田中理事長が研究会の発足当初に発案されましたが長くお蔵入りしていたものを再評価して新たに研究対象として見直しました。

 郊外に住宅地を開発するのではなく、佐世保の中心地を新しく開発することで、車で佐世保に来た人が天神山トンネルを抜けて斜面地の建築物を見て感動を覚えるような景色を創出したいと考えています。船で佐世保港に到着したり、電車で佐世保駅に降り立った人々も白南風町の斜面地の住居を見て感銘を受けるような「まちづくり」に繋げていきたいと思います。