町内会問題の欄に「町内会総会」の記載を更新しました。
町内会総会(2024年5月)
町内会総会開催のお知らせの用紙の末尾に「委任状」が掲載されていた。新年度の新しい班長はこの「委任状」を取りまとめて、町内会に提出するシステムになっている。本来であれば委任状は、総会に出たくても都合がつかない住民がやむなく自分の意見を反映してくれる他の住民に「委任」するべきものであるのだが、今の白南風町における「委任状」のシステムは住民の意見を軽視するような制度である。
総会当日も出席しているのは役員と新班長ばかりで、住民の姿はほとんどなく、総会の進行も紋切り型で進み、住民が意見を述べたり、町内の問題や将来のことについて議論したりするような会議ではなかった。まさに住民不在の町内会総会であった。町内会の役員も仕事が忙しいので、町内会の煩雑な仕事は出来るだけ避けたいというのが主な理由らしい。
町内会は社会の縮図である。富める者と貧しい者、支配者階級と労働者階級、強者と弱者の対立の構造が見られる。役員は佐世保市では有力者に属する人たちである。高齢化が進み人口流出して過疎化が進む空家空地の多い白南風町のエリアについて関心がある役員は少ない。
一方で「委任状」にサインをして総会に出席しない住民もまた、住民としての権利行使から逃避しており問題がある。「町内会は弱者が住むエリアのためには何もしてくれない」と言うだけでは何も変わらない。まずは、「委任状」にサインをすることはやめて、総会に出席すべきである。そうすれば町内会の役員も意識が変わって、町内会の運営も変わってくると思う。白南風町に住む住民であることに変わりはないのだから、貧富の差や弱者と強者の垣根を乗り越えて、白南風町をより良くするために、みんなで議論して町内会を運営するように変革すべきである。
市役所の役人は、「町内会」は住民の代表組織であり、「町内会」は住民の意見を集約した組織であるとみなして、「町内会」と「市役所」は連携して動いているので、「市民協働」が実現できていると主張している。しかし実際は、「住民不在の町内会」と「市役所」がどんなに緊密に連携していても、そこには住民の意見は反映されていないのだから、まったく滑稽な話である。
どのような町内会の運営が正しいのか、どう運営すべきなのかは、「市役所」も「町内会役員」も「住民」も分からない状況のなかで、毎年同じような運営をして、同じような決算書類を「市役所」に提出するだけの町内会運営になってしまっている。
「自助」「共助」「公助」とあるが、住民には町内会費の納付を求めるばかりで、住民のためには全く機能せず町内の諸問題は自分で解決することを強いるのであれば、そもそも「町内会」の存在する意味がない。住民の「自助」では解決不可能な問題について、「共助」や「公助」により解決を促すための組織が「町内会」だと思う。「市役所」と「住民」の間に立って、問題解決に向けて動ける組織こそが、「町内会」のあるべき姿であり、それこそが「市民協働」であると思う。
研究会としては「市役所」に市民協働のあるべき姿を問い続けながら、「住民」と一緒に活動することにより住民自治の意識を変えていくことで、「町内会」が住民のために機能するような状態に変えていけるような動きをしていきたいと考える。













