研究会の会員Hさん所有の広田の空地に関して、これまでは業者が草刈りをしていたものを今年からは研究会の活動として管理をすることとなり、まずは生い茂った雑草を除去することにしました。
梅村組社有地に出現した大穴について
昨年2024年秋頃に梅村組の社有地の真ん中に突如として工事用のフェンスが置かれていたのですが、当時は草が生い茂っていて分からなかったのですけど、最近草が枯れてフェンスの中が隣の管理地から見えるようになりました。そこにはなんと、直径1メートルほどの大きさの大きな穴が出来ていました。隣地から見る限り、深さもそこそこあるように見えます。
この梅村組の社有地の真下には、白南風公民館や白南風バス停があるバス通りが通っています。しかも数年前に大きな崖崩れがあった場所の近くにあたります。やはり昨年秋頃のことになりますが、大きな穴が空いた梅村組の社有地の近くの赤道でも、道に亀裂が出来て段差が生じたり、フェンスが大きく歪んで倒れそうになっていたりしている箇所があって、そこも白南風バス停の真上の崖上に当たります。
梅雨を目前に控えており線状降水帯が襲来しても怖いので、事前に佐世保市役所の道路維持管理課へ相談に行きました。該当箇所の場所と写真を渡し、担当者が現地を確認しますとの話でした。また同時に梅村組にも市役所から穴の状況や危険性について問い合わせてくれるという話になりました。
後日、市役所から電話があり、梅村組に電話確認したところ、穴は崖崩れの前兆ではないと思うので、心配しなくて大丈夫ですとの返事がありました。
管理地看板の掲載のお知らせ
白南風町の活動エリア内に存在する廃墟になった放置空家について、民法第162条1項時効取得の規定を用いた処理を行うために、該当する物件に「管理地 させぼ山手研究会」の看板を設置しました。言い方に語弊があるかもしれませんが、所有者が個人情報保護法を隠れ蓑に逃げてしまっている状況を解決する方法が周辺住民には残されていない現状において、少し強引かもしれませんが、時効取得を目的とする看板を掲示することとしました。
この目的は、最終的に20年後に所有権を取得することが目的ではありません。そうではなくて、個人情報保護法のせいで近隣住民でさえも所有者の連絡先が分からないという状況を打開したいので、この看板の設置を知った所有者から連絡が来ることが目的です。
この経緯についてはチラシを作成して近隣住民の皆さんに配布しましたし、市役所の建築指導課にもその旨を報告済です。また先日裁判所で所有者不明土地管理命令申立制度を利用した場合にも、最終手段として民法第162条第1項の時効取得の制度の活用に関してはお話がありました。
空家空地を適正に管理するとは何か
【空家空地を適正に管理するとは何か】
今までも空地の所有者が、「年に2回造園会社を使って草を刈っているんだから適正に管理しており放置空地ではない。所有者として義務は果たしている」と主張するのを聞いた事がありました。今回はある空家の所有者に会う機会がありました。住民のみんなはそこは空家だと思って連絡先を1年以上もかけて探していたのですが、遠方に住む所有者は、「公民館に連絡先を伝えており、佐世保に行ったときには立ち寄って空気の入れ替えをしたり庭木を切って適正に管理していたのだから、所在不明でもないし放置空家でもない」と言われました。
「適正に管理している」とは主観的なものであって何か基準があるわけではないものだから、所有者側の認識と周辺住民の認識に差異が生じるのは仕方ないとはいえ、土地にしても家屋にしても利用してこそ活きて価値が出るものなので、使いもしない土地や住みもしない家屋はどんなに適正に管理したところで、それは空地であり空家であって、さらに隣近所が連絡先を知らない状態であれば所在不明と同じことであると思います。
資本主義社会においては「所有権絶対の原則」が社会の根幹ですから、とにかく所有者の権利は強いです。周辺住民も行政も所有者に対してあれこれ言う権利がない状態です。ここに空家問題が長年に渡って解決できずに複雑化する原因があると思います。空家になって朽ちて廃墟となるのは意外と早いものです。廃墟や荒地になってからでは、所有者も周辺住民も行政もものすごい労力を要することになるので、だからこそ空家や空地の利活用を地域住民も交えて早期に考えることこそが、空家空地問題を未然に防ぐこととなり、不動産も活かされるし地域も明るいものになると思います。
町内会退会
【町内会退会】
白南風町内会に加入して1年が経過しようとしていますが、町内会総会以後は何の関わり合いも生ぜずに月日が過ぎました。「住民による住民のための道づくり」をきっかけに町内会と話し合う必要性が生じて、何度か話し合う機会がこれまでにありました。地域に住む住民のために存在する組織であるはずなのに、いったい誰のために存在しているのか、何のために存在しているのか皆目解らない組織であることが分かりました。まるでムラ社会のように意見の異なる少数派の住民の意見を高圧的な態度で封じ込めるその体質は、とても民主的な組織としてあるべき町内会組織のあり方とはかけ離れており、戦前の住民を統制する組織としての町内会の性格が色濃く残っている旧態依然の組織運営であると思います。
こちら側が意見を述べても全く取り合わないことは、町内会に加入する前と後では何ら変わることはありませんでした。これでは一体何のために町内会費を納めているんだか意味がわからないので、来年度の町内会費を納めるのは止めようという結論に至りました。町内会側が我々の意見を聞かないと宣言している訳ですから、我々としても町内会に対して何の期待も持てないということです。今後は市役所のそれぞれの部署に対して直接交渉することとし、町内会を経由する手続きは必要ないと考えます。
バス通りから一本小道に入ったエリアには大地主が何人かいて、土地だけ貸していたり、貸家を営んでいたりしています。ですのでこのエリアの住民は、借りた土地に持ち家を建てていたり、借家に住んでいる住民が多いです。このような社会的弱者である住民のために町内会運営ができないのであれば、このエリアに不動産を所有する大地主を町内会に加入できるようにすべきだと思います。不在地主も白南風エリアに利害関係を有している訳ですから、町内のことについて意見を述べる権利もあるでしょうし、逆にこのエリアのことについて地主にも責任が伴うと思います。
町内会長が「町内会費を払わないような住民が多く住むエリアのためには動けない」という言葉の意味をずっと考えてきました。土地持ちの住民を優先するような考え方が見え隠れしていると思います。だからこそ不在地主を何らかの形で町内会に加入させて会費を徴収し、地主の意見を聞きながら地主たちにも町内の問題について当事者意識を持ってもらうべきです。貸地や貸家から収入を得ている地主が、借地や借家に住む弱い立場にある住民のために動くべきであると思います。





